2X45 / Cabaret Voltaire (1982)
Label: Rough Trade (UK)
Catalog#: ROUGH 42
Format: Vinyl, Double12" (EP)
Credits:
Produced by Cabaret Voltaire(A, B), Phil Bush (C, D)
Side A & B recorded at Western Works, Sheffield, October 1981
Side C & D recorded at Pluto Studios, Manchester, February 1982
Inside (Sleeve) by Neville Brody
Outside (Sleeve) by Cabaret Voltaire
A1: Breathe Deep
A2: Yashar
B: Protection
C1: War Of Nerves (T.E.S.)
C2: Wait And Shuffle
D: Get Out Of My Face
"Red Mecca"発表後リリースされた、丁寧な作りのスリーヴに収められた45rpmの2枚組。生ドラムを使用し音が随分とクリアになった"Red Mecca"だが、Side Aのパーカッシヴなアプローチには失望したものだった。だが、此処で聴かれる音は"Red Mecca"のSide Bから繋がるかのような出来映えで、"Three Mantras"をコアとしつつ、ボイスコラージュと猥雑なシンセサイザーがクラリネットと共にダンサブルに展開するという（笑）、彼らしか成し得なかっただろう音に発展している。思い起こせば"Nag Nag Nag"で早くもダンサブルだった彼らは、モータウン好きという事実。過去に1枚だけカセットアルバムをIndustrial Recordsより出しているが、いつもインダストリアル・ミュージックとして語られていたのは、単にメディアの怠慢だろう。
GO
2 件のコメント:
80年代初期、なぜか本国より日本の方が人気があるっていう時期がちょっとだけあって、本人たちもあんまりうれしかったもんで、スタッフが止めても延々アンコールに応えるなんてシーンが日本のライブでありましたな。彼らの機材もローランド、ボス、マクソン、ヤマハと日本製が並んでおりました。日本の製造業もまさにピークを迎えんとする時期だったんですね。
何だか彼らの顔が目に浮かぶ様です（笑）。田舎町出身だしアガルのもわかるなあ。日本でのライブ盤も出したって事はレコード会社も認める人気だったって事でしょうね。
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